密教 真言宗 法器 法本(日本輸入品)
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[真言宗]引導作法 附/観想
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編 著 |
荒城 賢真(編) |
体 裁 |
折本、緞子装本、
158頁(両面刷) |
発行日 |
2018年2月 |
本書について
真言宗引導作法の伝統を踏まえ、参列者に理解しやすい現代的な葬儀次第をめざした新編次第!
裏面には引導作法の古典的資料『引導五部書(引導雑集)』と『二巻書(引導略作法)』を掲載しました。
本書の内容
○真言宗引導作法 附/観想
○理趣経
《引導五部書(引導雑集)》
《二巻書(引導略作法)》
【解説】
作法解説
真言宗引導作法の歴史
真言宗引導作法の要諦(著者解説より抜粋)
学院を出たばかりの私が自坊に帰って最初に師僧から教わったのが、法事の仕方と引導作法とであった。それからというもの機会があればできるだけ引導作法の伝授を受けるように努めた。その理由は我々僧侶の法務の中で葬儀は法事の次に多い重要なものだからということと、自分が行っている引導作法によって本当に亡者が成佛出来ているのかどうか、そのことがどうしても気にかかったからでもある。そしてもう一つの理由は、時折り耳にする葬式無用論に対して正々堂々と反論したいと考えていたことによる。
そんな私の想いに応えて下さったのが、三井英光大僧正の引導作法口決──英光老師に聞く──であった。殊にその中の「引導作法の肝心」という断章に私は心を動かされた。老師は世に行われる「葬式仏教云々」という非難に対して、我々僧侶は「全く意に介する必要がない。むしろ葬儀を執行することの真の重要性を再認識する必要がある」と断言されている。これは誠にストレートで胸のすくような言葉である。ただしそのために我々は、「外儀的形式のみを遂行する葬儀」ではなくて、「導師自身の内面の問題」として葬儀作法を捉えなければならないと注意されるのである。
その「内面の問題」とは「導師が霊魂の実在を確信していること」に帰着する。それが引導作法を実際に修する上で最も重要にして不可欠の問題だと仰るのだが、ここでの「実在」とは我々密教僧侶の瞑想や観照という宗教的認識手段によって体験される〈霊魂の実在〉に関わってくる問題であることを忘れてはならない。三井老師は〈霊魂の実在〉を確信するための方法は、「三密瑜伽の行法」を措いて他にないと断言される。それは当然であろうと私もまた同意する。
そうした老師の教えを踏まえた上で、私にとっての『引導作法次第』とは果たしてどのようなものでなければならないか。本次第を作成するにあたって、最も腐心したのが引導作法中の「観想」の部分であった。私の考えでは引導作法の「観想」にこそ〈霊魂の実在〉を確信せしめる密教の教相が表現されているのである。
そういう意味で、本次第に付された「観想」の部分を導師は単に観ずるだけでなく大きくはっきりした声で唱えていただきたい。そうすることによって参列者には葬儀作法の流れと意味がよく理解されるであろうし、さらには導師自身にも個々の作法の事教にわたる意味とその重要さがあらためて得心されることになるはずだろうからである。(後略)
真言宗引導作法の歴史(概略)
大師の時代
大師の時代に所謂「引導作法」のようなものがあったかどうかは不明である
平安時代
仁海僧正(951~1046)の「葬法」中にある真言宗取葬所事、亡者曳覆書様等には経帷子の右手に即身成佛の真言、左手に往生の真言が書かれていることから推して、即身成佛為本の立場に往生浄土の考えが加味されていたようだが、後の時代のように一般民衆の葬儀に積極的に関わっていたわけではなかろう。
覚鑁上人(1095~1143)の時代の前後から引導法に基づく葬送が始まったとされ、その「引導大事」も又即身成佛為本の立場から作られていたことは仁海僧正の「葬法」も覚鑁上人の「引導大事」も共にその中心となるのが「不捨於此身 逮得神境通……」の偈頌に合せて智拳を結ぶ作法であることから推測できる。
三密具足が真言宗の宗要であるからには、大師も必ずやこの偈頌に合せ智拳印と五字明を結印誦明されたに違いないのである。(…以下は本書をご覧ください。)
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